活動報告

 

恐竜パラタクソノミスト養成講座（初級）in札幌市円山動物園『ワニのからだを調べる』

 

（１）実施機関

札幌市円山動物園、北海道大学

（２）日時・場所

2013年2月2日（土曜日）　13:30～16:00　・　札幌市円山動物園

（３）参加者数

27人

（４）活動概要

　ワニの骨格に仕組みを通じて、爬虫類の骨格についてのつくりや機能について学習を行った。骨の形は、生活に合わせて洗練されてきたことから、化石から恐竜の生活を知る手掛かりになる。

• バラバラになったワニの骨格をパズルのように組み立てることで、骨の構造を理解する。
  


• 小林快次氏（北海道大学総合博物館）より恐竜とワニについての講義があった。
  


• 円山動物園内の両棲類爬虫類館に移動して、本田直也氏（札幌市円山動物園・ 飼育展示課）より実際に飼育・展示されているワニ類の見学があった。

（5）参加者の声

　グループに分かれて、ワニの骨格をパズルにように組み立てる作業は少し難解であった。しかし、グループ内でお互いに楽しみながら意見交換をしながら取り組んでいた。この作業を通じて、化石発掘を通じて恐竜について、どのようなことが類推されるかが伝わった。その後、実際に動物園で飼育されてワニを見学し生態についての話を聞くことを通じて受講者の理解がより深まったようであった。