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活動報告

 

サケ・サイエンステーリング「サケ採卵実習」

 

(1)実施機関

札幌市豊平川さけ科学館、北海道大学

(2)日時・場所

2013年10月5日(日) 9:30~12:00 ・ 札幌市豊平川さけ科学館

(3)参加者数

6名

(4)活動概要

 サケ・サイエンステーリングの第4回として、札幌市豊平川さけ科学館を会場に実施した。
 さけ科学館の学芸員である前田さんより、本日のプログラムの概要についての説明があった。さけ科学館の水槽に移動して、オスのサケ2匹とメス1匹を網ですくって捕獲した。
 さけ科学館の実習室に移動して、捕獲したサケを使ってサケという魚の特徴とオス・メスの形態的な区別についての説明があった。そして、サケの体長と体重を測定した。
 メスのおなかを切り開き、卵を洗面器に回収した。採集された直後の卵を観察した。回収した卵にオスの精子を2匹分かけて受精させた。受精させた卵を井戸水が流れている流し台に移動させ、採卵直後と受精した後の卵の違いを観察した。
 続いて、捕獲したサケ3匹の鱗のはえ方を観察した後、鱗を採集して顕微鏡にて形ともようを観察した。そして、鱗の模様からの年齢推定法を教えてもらい、年齢を推定した。採卵したメスの腹部をさらに解剖して、内臓の位置を確認した。また、頭部を切り開き頭部の骨の感触を確認したあと、脳や耳石の観察をおこなった。流し台に移動して、卵の大きさと重さを測定した後に本日採卵した数を確認した。

 

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