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活動報告

 

科学ボランティア養成講座

 

(1)実施機関

北海道科学活動ネットワーク、北海道大学

(2)日時・場所

2012年9月22日(土曜日)10:00~12:00 ・ 札幌市南区澄川地区会館

(3)参加者数

20人

(4)活動概要

北海道科学活動ネットワークが行っている科学ボランテイア養成講座をともに行った。
当日の活動内容としては、下記の通りであった。

 1.科学ボランテイア活動について
 
 2. 「博物館の昆虫標本から新しい工学を発見する:バイオミメティクス」
講演者 : 大原 昌宏 (北海道大学総合博物館 教授)
博物館には多くの生物標本が収蔵されていますが、標本を工学者の設計デザインの視点から見直すことで、「カの口を模倣した痛くない注射針」「サメの皮膚を模倣した水抵抗の少ない水着」「ヤモリの指先を模倣した粘着テープ」、さまざまな分野での新技術の応用と商品開発がなされているなど、博物館の標本が注目されていることの講演があった。
 3.「楽しい科学・実験の指導技術」
講演者 : 前崎 彰宏 (札幌市立幌東小学校 教諭)
タコ糸とペットボトルの切れ端を使った芋虫のおもちゃつくりを行い。おもちゃつくりを通した科学教育の大切さを学ぶ実習があった。

(4)参加者の声

北海道科学活動ネットワークの活動メンバーの多くが、物理化学系の関心が高い方が多い。しかし、今回の大原先生の講演により、生物を模倣することで多くの製品開発が行われているなど、参加された方には生物の観察を通じて学べることがたくさんあることを理解していただいた。