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活動報告

 

札幌市開放図書館ボランティア勉強会

 

(1)実施機関

北海道大学、日本クマネットワーク

(2)日時・場所

2012年9月19日(水曜日)10:00~12:00 ・ 札幌市立日新小学校

(3)参加者数

24名

(4)活動概要

小学校の開放図書館にて、読み聞かせを行っているボランティアの方々から申し入れがあった。目的としては、自分たちの活動の一環として、ヒグマについての正しい知識を持ち対処を考えるにあたって、絵本などの書物と合わせてヒグマトランクを使った活動を考えてみたいといとのことであった。
今回の研修では、まず、読み聞かせボランテイアのスタッフによる、ヒグマに関する絵本や書籍の紹介があり、絵本の朗読会が行われた。
続いて、実物の頭骨を使いヒグマとオオカミ(レプリカ)の比較、生まれたばかりの子グマと春に穴から出てくる子ゴマの実際の大きさのぬいぐるみを使ってヒグマの生態について説明やヒグマの実物の毛皮を使った着ぐるみ着用体験をしてもらった、
また、ヒグマが噛んだジュース缶や鈴などのクマ除けグッズを使い、ヒグマと人との関係の取り方についての説明を行った。

(4)参加者の声

ヒグマトランクの内容については関心が高く、多くの方がこの体験をきっかけとして自然に生息するヒグマの食べ物が植物であることなどヒグマへの理解が深まった。 また、今回の活動をきっかけとして、図書とトランクキット教材の連携により大きな効果があることが認識され、今後の図書館での活動のモデルケースとなった。