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活動報告

 

円山動物園秋祭り ブース出展

 

(1)実施機関

札幌市円山動物園、北海道大学、 日本クマネットワーク、札幌市博物館活動センター

(2)日時・場所

2012年9月15日(土曜日)9:00~17:00 ・ 札幌市円山動物園

(3)参加者数

ブースに寄っての直接体験をしたいただいた方は、約120人

(4)活動概要

2012年9月15日に、札幌市円山動物園秋祭りに本事業の紹介とトランクキット体験ためのブース出展をした。出展内容としては、下記の通りである。

 1. ヒグマトランクキット(日本クマネットワーク)
本ブースでは、ヒグマの実物の毛皮を使った着ぐるみ着用体験、実物の頭骨を使いヒグマとオオカミ(レプリカ)の比較、生まれたばかりの子グマと春に穴から出てくる子ゴマの実際の大きさのぬいぐるみを使ってヒグマの生態について説明を行った。また、ヒグマが噛んだジュース缶や鈴などのクマ除けグッズを使い、ヒグマと人との関係の取り方についての説明を行った。
 2. 恐竜の頭骨のレプリカ展示
北海道大学総合博物館が所蔵しているBlack Hills Institute of Geological Research, Ins.が作成したテイラノサウルス頭骨の6分の1レプリカを使って恐竜の頭骨についての解説を行った。
 3. 「ミュージアムBOX 札幌の自然を知ろう」の展示
札幌市博物館活動センターが貸し出し用教材セットとして開発したミュージアムBOXを展示した。 これらのセットは、透明プラスチックに実物を封じこめさまざまな角度から観察が可能である。

(4)参加者の声

ブースを設置された場所がクマを飼育している場所に近くであったこともあり、たくさんの方がブースを訪問していただき、さまざまな体験をしていただいた。また、この体験をきっかけとして自然に生息するヒグマの食べ物が植物であることなどヒグマの生態について関心を高めることにつながった。生きたヒグマを見学した後、本ブースで毛皮や骨格標本を見ることで、ヒグマへの理解を多くの人に広げることにつながった。
また、札幌市博物館活動センターが貸し出し用教材セットについて関心が高く多くの方が手に取ってじっくり観察していた。