タイトル


活動報告

 

札幌市青少年科学館開館記念感謝デー

 

(1)実施機関

札幌市青少年科学館、北海道大学、 日本クマネットワーク、札幌市博物館活動センター

(2)日時・場所

2012年10月6日(土曜日)9:00~15:00 ・ 札幌市青少年科学館

(3)参加者数

ブースに寄っての直接体験をしたいただいた方は、約130人

(4)活動概要

2012年10月6日に、札幌市青少年科学館開館記念感謝デーに本事業の紹介とトランクキット体験ためのブース出展をした。出展内容としては、下記の通りである。

 1. ヒグマトランクキット(日本クマネットワーク)
本ブースでは、北海道大学獣医学部の学生によって、ヒグマの実物の毛皮を使った着ぐるみ着用体験、実物の頭骨を使いヒグマとオオカミ(レプリカ)の比較、生まれたばかりの子グマと春に穴から出てくる子グマの実際の大きさのぬいぐるみを使ってヒグマの生態について説明を行った。また、ヒグマが噛んだジュース缶や鈴などのクマ除けグッズを使い、ヒグマと人との関係の取り方についての説明を行った。
 2. 恐竜の頭骨のレプリカ展示とパズル体験
北海道大学総合博物館が所蔵しているBlack Hills Institute of Geological Research, Ins.が作成したテイラノサウルス頭骨の6分の1レプリカを使って恐竜の頭骨についての解説を行った。
 3. 昆虫標本(世界の甲虫)の展示
札幌市博物館活動センターが開発したミュージアムBOXと、透明プラスチックに実物を封じこめた標本の展示を行った。

(4)参加者の声

今回は、札幌市青少年科学館開館記念感謝デーのひとつの企画としてブース出展をした。展示物の多くが物理・化学・天文分野のさまざまな体験や遊べるができるものであったので、実物を使った標本展示は、来館者に珍しいものと映ったようである。しかし、多くの子どもにとって、ヒグマの毛皮や頭骨などの実物を触れた機会がなかったようで、熱心に学生が行う説明を聞いていた。
また、青少年科学館の職員も多く来てもらうとともに、札幌市の職員の方にCISEネットの取組をアピールする良い機会になった。