北海道大学 総合博物館 昆虫体系学 (資料基礎研究系)
教授・博士(農学)
住所:060-0810 札幌市北区北10条西8丁目 北海道大学 総合博物館
電話:+81-(0)11-706-4506 (直通:direct) [内線:ext.4506]
ファクス:+81-(0)11-706-4506
email: ohara@museum.hokudai.ac.jp
2011.8 ー現在 北海道大学総合博物館 教授
2007.4 ー 2011.7 北海道大学総合博物館 准教授
2000.4 ー 2007.3 北海道大学総合博物館 助教授
1997.4 ー 2000.3 北海道大学農学部 助手
1991.4 ー1997.3 小樽市博物館 学芸員
1991.3 北海道大学大学院農学研究科農業生物学専攻 博士課程単位取得退学
1990.4 ー1991.3 日本学術振興会 特別研究員
1987.3 北海道大学大学院農学研究科農業生物学専攻 修士課程修了
1985.3 鹿児島大学理学部卒業
エンマムシの体系学
エンマムシは現在11亜科332属75亜属3793種48亜種が知られています(Mazur, 1997).日本からは10亜科11族50属114種の記録があります(Ohara, 1995-1998).エンマムシ科に関係した生物学全搬,主に分類学,体系学,形態学に関心をもち研究してます.
『エンマムシの系統関係は?』 亜科間の関係はOhara (1994)に一つの体系を示しました(系統関係).この体系はMazur (1997)のワールドカタログでも採用され,一応の評価を受けています.その後,Slipinski and Mazur (1999)が形態形質の追加と再検討を行い,またCaterino and Vogler (2002)により形態と分子(18S)の検討による系統関係が示されました.現在,形態と分子の両形質によるさらなる系統解析が進められています(Ohara, Kobayashi and Mazur, prep.).
『エンマムシを調べよう!』 エンマムシに関する分類学的な情報についてのリファレンス・システム.エンマムシデータベースが公開されています。/data-base of the family Histeridae: Emmamushi/英文(in English).
分類学の役割として、生物情報を分類体系に沿って『整理』することがあります。インターネットを用いた情報公開方法は、この分類情報の整理、公開に極めて適したツールとなっています。データベース『Emmamushi』はその試みのひとつです.
『日本のエンマムシ』 日本語の解説があります.コレで日本のエンマムシは約95%同定できます。『日本産エンマムシ上科概説』
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